[ News ]
お知らせ
俳句ワークショップを開催しました!

2025年7月12日(土)、都留文科大学にて俳句ワークショップ「時空を超える俳句~よむことの本質を探る~」が開催されました。本イベントは、日本文学研究者のロバート キャンベル氏と、俳人・詩人として活躍する佐藤 文香氏をゲストに迎え、俳句の魅力を深く掘り下げ、さらにAIによる俳句創作という新たな表現の可能性に挑む、貴重な機会となりました。
午前の部は、「Lecture & Talk session」として、キャンベル氏と佐藤文香氏による古今の名句の講義と、対談形式によるセッションが行われました。キャンベル氏は、「俳句は時代とともに意味を変えながらも、人の心の奥底にあるものを映し出す鏡のような存在」と語り、時代を超えて読み継がれる句の魅力を紹介。佐藤氏は、現代に生きる私たちが「いま、俳句をよむ」という行為にどのような意味を見出すかについて、自身の経験や創作の背景を交えて語りました。参加者たちは頷きながら聞き入り、対談でも活発なやり取りが交わされました。
午後の部では「Lab」と題し、参加者自身がAIツールを使って俳句を生成・鑑賞する体験型のワークショップを実施。生成されたAI俳句に対して、キャンベル氏と佐藤氏が講評を加えるなど、人間とAIの協働による俳句創作の可能性が実感される時間となりました。
本ワークショップには定員いっぱいの学生が参加し、デバイスを片手に、五感を働かせながら俳句の世界に没入する一日となりました。
当日の様子(動画)については、後日こちらのページにてご紹介いたします。



